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大使が「2020 ジャパンバリアフリープロジェクト」で障害のある方を歓迎

11/09/2020

2020 年 9月 11日、シントン・ラーピセートパン大使は「2020 ジャパンバリアフリープロジェクト」で、レット症候群の田中花歩さんと母親の田中朋子さんを大使館にお迎えしました。同プロジェクトは、田中花歩さんやご家族の幸せな生活を応援すると共に、障害を持つ人が社会からの理解を得て豊かな人生を送ることを支援しています。

大使は、田中朋子さんが常に子どもに寄り添い献身的に介助をなさっていることに敬意を表すと共に、身体の障害を持つことは誰にでも起こり得ることだと強調しました。また、障害を持つ人は社会からの助けを必要とする存在だという考えから、他の人と同様に知識も能力もある社会の構成員だと考える世の中になって欲しいと願う田中さんの思いに同意しました。障害を持つ人を受け入れるということは、バリアフリー製品を作り出すことだけでなく、地域の一員として受け入れることが必要なのです。

大使は、大使館の外交官夫人グループがアジア婦人友好会(ALFS)と共に行った慈善事業の収益を、タイ王国視覚障害者協会が運営するチェンマイの「パックジット・パックジャイ・プロジェクト」に寄付したことを紹介しました。同プロジェクトは、視覚障害者に日本の刺繍「刺し子」の技法を教え、就労を支援しています。刺し子は、昔ろうそくや電気の明かりのない夜に、日本の女性たちが縫った刺繍です。

その他、障害を持つ人の生活の質を向上させるために実施されているタイの政策、例えば公共の場でのバリアフリーの拡充、教育の普及、職業能力開発事業などについて説明しました。

タイ外務省では、障害を持つ人の就労機会促進のため外務省への就職を奨励しています。2019 年にタイで開催されたアセアン首脳会議の際には障害を持つ人を雇用しました。また、国際的な場においても障害を持つ人を支援しています。モンティエン・ブンタン氏は、国連・障害者の権利委員会委員を8年に渡って務め、2021-2024年の次期委員の選出にタイはサオワラック・トーンクワイ氏を立候補者として擁立しています。

2020 ジャパンバリアフリープロジェクトは、障害を持つ人が生きやすい社会を作る目的で日本政府から後援を受けています。当日は、小林秀明元駐タイ日本大使、障害を持つ人の権利や生活を支援する企業3社、株式会社アルプス技研、ケメット・ジャパン株式会社、日本高分子技研株式会社の各代表も参加しました。なお、同プロジェクトは山田ベンツ氏が企画、主催しました。




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