02/11/2021
2021年10月27日、シントン・ラーピセートパン大使は東京都恩賜上野動物園を訪問し、福田豊園長と懇談しました。大使はこの機会に、タイ象のウタイ(メス)とアルン(オス)に会うと共に、上野動物園がタイの象を大切に飼育していることに感謝の気持ちを表しました。
10月31日はアルンの誕生日で今年満1歳になります。アルンはタイ象のアティットとウタイの子どもで、上野動物園で生まれました。大使館はアルンの誕生日のお祝いとして、バナナとリンゴをプレゼントしました。
さらに大使は、2007年に日タイ修好120周年記念として寄贈したサーラータイ(タイの東屋)を視察し、動物園がサーラータイの修繕を行ったことについてお礼を伝えました。来年2022年は日タイ修好135周年であり、タイのチェンライ県で製作される象の像を上野動物園に寄贈、展示することについて福田園長に相談しました。象の像にはタイの芸術家が模様を描いており、上野動物園に展示して訪れる来園者の目に触れ、タイについて知ってもらうきっかけになることを願っています。