22/05/2023
先週(2023年5月20-21日)に開催された「第23回タイフェスティバル東京2023」は無事に終了し、約30万人が来場しました。
コロナウイルス感染症の影響を受け、通常の対面でのイベントを一時中止していたため、東京都の代々木公園で開催されるタイフェスティバルは4年ぶりとなります。今年、大使館は民間企業のGYUクリエイティヴをパートナーとして迎え、東京の中心地で日本の方々にタイとタイらしさを紹介することが出来ました。会場では、タイ料理、タイ物産品をはじめ、官民機関によるタイを紹介するブースなど118ブースが出店しました。在京タイ王国大使館は、農務担当官事務所、商務参事官事務所と各部署が協力してタイのBCG経済モデルについて展示すると共に、タイ産の蘭の花のフォトスポットを設置し好評でした。
シントン・ラーピセートパン大使はタイフェスティバル東京2023の開会式を行い、GYUクリエイティブのユパレート・エークトゥラプラカンCEOと日本国外務省の岩本桂一アジア大洋州局審議官が挨拶を行いました。開会式には各界から200名を超える招待客が出席し、シントン大使はタイフェスティバルを再開するために支援、尽力してくださった関係者に向けて、感謝の言葉を述べました。
週末の2日間に渡り、多くの日本人そして在日タイ人が会場を埋め尽くし、タイのつみれ団子やパートンコー(タイ風揚げパン)など新メニューやタイ料理、ドリアンやマンゴーなどのトロピカルフルーツを購入するための長い列が出来て大人気でした。ステージではセンチャイ・ムエタイジムとウィラサクレック・ムエタイジムのムエタイデモンストレーション、タイの文化省芸術局の音楽演奏の他に、マイ・チャルンプラ、スタンプ・アピワット、BNK48・CGM48、ETCバンド、パット・チャヌドム、ナノン・コーラパット、ポンド・プーウィン、トップタップ・ジラキットなど、タイの有名アーティストが多数出演し、日本人ファンから大きな声援が送られました。また、今年タイフェスティバルのテーマ曲「バンザイ・チャイヨー」を作曲したラ・オン・フォンが会場で歌声を披露しました。会場にはデヴィ・スカルノ夫人、藤井風さん、サッカーのチャナティップ選手といった多くの著名人も来場しました。
東京のタイフェスティバルは日本国内でも最大規模のイベントであり、20年以上継続して開催されていることから、両国民の良好な関係を促進するための重要な事業となっています。
今年は東京だけでなく、千葉、大阪、静岡、福岡、名古屋、仙台、川崎、大分、佐賀、神戸といった全国10以上の地域で開催されます。加えてFine Thai in Your Areaキャンペーンでは、タイ料理レストラン、タイ物産品やタイ体験をお得に楽しめるウェブサイトwww.thaifestival.jp/fine-thai-in-your-areaを開設し、6月15日まで利用することが出来ます。キャンペーンでは、タイ国際航空、エアアジアXの協力の元、東京-バンコク往復航空券が当たるプレゼント企画も行っています。