23/07/2023
2023年7月23日、シントン・ラーピセートパン大使は、愛知県のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館) にて大相撲7月場所の千秋楽に出席し、優勝した関脇の豊昇龍に「タイ日友好杯」を授与しました。同杯のトロフィーはチェンライ・エレファント・プロジェクトで製作した象のトロフィーです。
タイは日タイ修好130周年記念の2017年から、東京で開催される場所で優勝した力士に向けて「タイ日友好杯」の授与を継続してきました。さらに日タイ修好135周年記念の2022年には、トロフィーを新しく象の形のものに変更して授与しています。
今年2023年は東京、大阪、愛知、福岡の4つの都府県、全6場所で「タイ日友好杯」を授与します。タイ王国の他にもアラブ首長国連邦、モンゴル、ブルガリア、フランス、イスラエル、アメリカ、中国、チェコ、メキシコ、ハンガリーが優勝トロフィー及び表彰状を授与しています。
象のトロフィーはグラスファイバー製で、チェンライ・エレファント・プロジェクトで製作されました。トロフィーの模様はチェンライ出身のアーティストが両国を象徴する絵柄を描きました。背中の絵柄の一方は、ラーマキエン物語から、ラーマ王子の護衛をする猿軍団がタイの国花であるゴールデンシャワーの下で「相撲」をとるように戦う様子が描かれ、もう一方には日本の国花である桜の下で、二人の力士ががっぷり四つに組みあっている場面が描かれています。