




17/02/2025
2025年2月17日、公益社団法人 国際農業者交流協会(JAEC)の金子のぞみ職員は、埼玉県、岩手県、千葉県、愛媛県、沖縄県で野菜、果物、米作り、畜産、育苗などの研修を経験した第42期農業研修生12人を連れ大使を表敬訪問しました。チャワニス・チャワナウォン公使参事官、農務担当官事務所のブンダリカー・グラジャーンウォン公使参事官も同席しました。
金子のぞみ氏は研修の成果を説明し、農業研修生達が、10か月間の研修を通じて日本の農家から習得した財務管理、マーケティング、栽培技術などの農業計画や経営管理、また自制心と向学心に基づいた農業の方法についての経験や考えを発表しました。
大使は、研修を修了した第42期農業研修生に祝辞を述べ、この継続的なプロジェクトの実施はタイと日本の長年にわたる農業協力関係を反映するだけではなく、両国が農業を重要視していることの表れだと述べました。
大使は、日本の農業における知識、経験、良い実践をタイの社会に適応させ、タイの農業の振興及び発展に向けた方策を検討すると述べました。さらに、農業研修生が成功事例と課題について意見交換できる場を設け、日本で研修を受けた農家と関係を継続的に維持できるよう、農業研修生のネットワークを構築することを提案しました。