




24/04/2013
2013年3月29日-31日、タナティップ・ウパティシン駐日タイ大使および大使館員は、タイと新潟の関係強化、および柏崎市における移動領事業務のために新潟県を訪問しました。
訪問中、大使は泉田裕彦新潟県知事への表敬訪問したほか、会田洋柏崎市長との昼食会にも参加しました。大使はタイと日本は600年以上にわたり良好な関係を築いてきたことを強調、新潟県側は新潟もタイも米の文化という共通点を有していると応じました。新潟県が米やその他農産物の主要な生産地であることやスキーリゾートを始めとする多くの観光資源に恵まれていることからもタイと新潟県は経済関係も親密で、両者は貿易や観光の面でもますます協力関係を強化していきたいこと、などを確認しました。また大使は、県知事と柏崎市長に対し、新潟県在住の約400名のタイ人へのサポートを要請しました。
また大使は国内有数の煎餅菓子製造会社である亀田製菓を訪問しました。同社はタイに系列工場があり、田中道泰社長は、この工場を将来的にアセアンにおける生産拠点とする計画について説明しました。また、大使は、そのほかに新潟県産の米が原料となっている酒造会社、今代司酒造と朝日酒造を訪問しました。