活動


2013.05.30 公使が広島県でタイと日本の経済的関係について講義

07/06/2013

2013年5月30日-31日、シントン・ラーピセートパン公使が広島タイ交流協会の招待を受けて、広島県の日本人企業家に対し、「Thailand-Japan Economic Relations: Partnership for the Future」という演題でタイと日本の経済的関係について講演を行いました。

公使は講演の中で次のように述べました。「タイと日本は古き友であり、そして現代のパートナーでもあります。タイと日本は、600年以上の交易関係があり、二国間及び多国間の商業貿易関係があります。日本はタイにとって最も重要な貿易相手国であり、投資国でもあります。また、日本を訪れるタイ人観光客は、海外観光客の中で6番目に多く、一方タイを訪れる日本人観光客数は、2012年度は130万人とこれまでで最も多い数でした。」

また、「2015年にアセアン共同体を創設することは、日本にとってアセアン市場からの利益を増やすことのできる機会になるはずです。アセアン市場は6億人以上の人口で、サービスや商品が自由に移動します。タイはアセアン市場で製造した製品やビジネスを繋ぎ合わせることができる立地にあるため、タイに投資をするメリットがあります。また将来的に期待が高いプロジェクトの一つに、ダウェイ経済特区があります。2012年7月にはタイ政府とミャンマー政府はダウェイ開発協力に調印し、プロジェクトを進めるための3段階の計画を立てました。これらの様々な機会を通して、日本企業がタイへ投資をすることで利益が出るでしょう。」と述べ、日本がタイへ投資をするよう促しました。

広島県は日本の中国地方で重要な県の一つであり、タイとも良好な関係があります。特に貿易において、2012年の貿易総額は1060億円でした。(タイから広島への輸出額は89億円、広島からタイへの輸入額は973億円)タイへの投資を行っている広島の企業は57社あり、広島県在住のタイ人は661人です。

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