




08/07/2013
2013年7月3日、タナティップ・ウパティシン大使は埼玉県を訪問し、埼玉県の上田清司知事と懇談しました。また大使は、埼玉・タイ王国友好協会の総会において日タイ関係について講演しました。
県知事との懇談の中で、大使と知事は、あらゆる段階において緊密な日タイ関係と、また同じく緊密なタイと埼玉県の関係について繰り返し述べました。現在タイは埼玉県と治水管理において協力していることや、両国に共通するロケット祭りを通して、秩父市とヤソトン市が姉妹都市であること、また埼玉県には2600人のタイ人が在住していることの他にも、タイに投資している県内企業が77社あることなど、タイと埼玉県は長きに渡って良好な関係を築いてきました。大使と知事は、さらなる関係強化に向けて協力することに対して同意しました。
埼玉・タイ王国友好協会の総会の講演の中で、大使は、タイやアセアンにとって日本は戦略的に重要なパートナーであると強調しました。タイはアセアンの中心に位置していることや、地域との繋がりを重要視していることから、日本がタイを他国への輸出入のための生産拠点とするように促しました。地域ネットワークの拡充を推進するために、タイは現在、高速鉄道の敷設などインフラ設備を強化しています。また大使は、日本がタイ人観光客に対し観光ビザを免除したことで、タイ人観光客が増加し、国民同士の交流が盛んになることについて述べました。
埼玉・タイ王国友好協会は、1999年に当時の埼玉県知事がタイとの繋がりがあったことで設立され、現在の会員数は約300人です。これまでにタイと日本、またタイと埼玉県の関係支援のために様々な活動を行ってきました。
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