




09/08/2013
2013年8月7日、ワラーウット・プーアピンヤー公使参事官は、ホテルオークラ東京にて開催されたチャリティーイベント「第19回秘蔵の名品アートコレクション展 モネ ユトリロ 佐伯と日仏絵画の巨匠たち-フランスの美しき街と村のなかで-」の開会式に出席しました。同展覧会での純益は、日本赤十字社に寄付されます。
同展覧会には、タイ王国大使館所蔵の前田寛治(1896-1930)の油絵作品「海」が貸し出されています。
前田寛治は鳥取県出身の洋画家で、1921年に東京美術学校西洋画科を卒業後、フランスに渡り、パリの美術学校にてクールベの写実主義を研究しました。1925年に帰国し、「1930年協会」を結成するなどの活動を行うものの、1929年に病に倒れ、病室で同作品「海」を完成させました。同作品は、第10回帝展・帝国美術院賞を受賞しました。
上記の展覧会は、2013年8月7日から9月1日までホテルオークラ東京のアスコットホールにて開催されています。