活動


2014.05.23 メーファールアン財団が第19回日経アジア賞を受賞

02/06/2014

2014年5月23日、タナティップ・ウパティシン大使は、第19回日経アジア賞の文化・社会部門を受賞したメーファールアン財団代表を大使公邸に招待し、夕食会を開催し祝福しました。5月21日に東京の帝国ホテルで行われた授賞式では、財団のディスナダ・ディッサクン事務局長が代表で賞を受け取りました。

日経アジア賞は、1996年、アジアの地域づくりや継続的な発展に貢献した人や団体を賞賛するために創設されました。賞は1)経済・産業部門 2)科学技術・環境部門 3)文化・社会部門の3つに分けられます。これまでのタイ人受賞者は、スパチャイ・パーニッチャパク氏、ピンヨー・スワンキリー氏(2000年)、ヨンユット・ユッタウォン氏(2004年)、ミーチャイ・ウィラワイタヤ氏(2007年)の4人です。

メーファールアン財団は、1972年にシーナカリン妃殿下により、文化芸術の保護と、山岳民族への資金援助を目的に設立されました。「ドイトゥン開発プロジェクト」では、約1万人の山岳民族の生活水準を引き上げました。これまで麻薬栽培で生活維持していた山岳民族に対し、経済的代価作物を栽培させることで自立を促し、さらに少数民族である山岳民族の伝統文化保護を行いました。ドイトゥン開発プロジェクトは、持続可能な生活を発展させる際の手段となり、また成功例としてタイ全国、さらにミャンマー、インドネシア、アフガニスタンなど多くの場所で模範となっています。

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