29/03/2018
2018年3月29日、タイ国政府コンベンション&エキシビション・ビューロー(TCEB)は、東京プリンスホテルにて、国際会議及び展示会に関する海外市場促進イベントを開催しました。会場では、ビジネスマッチングや、日本人講師によるタイのMICE政策に関するセミナーなどが行われました。
バンサーン・ブンナーク大使は、午後に行われた記者会見で開会の挨拶を行い、質疑応答に対応しました。タイは、タイランド4.0政策の下、ターゲットとする産業に沿ったMICE事業促進に力を入れており、同時に、タイ国政府観光庁の“Open to the New Shades”キャンペーンで新しいタイの一面を提案することにより、タイを訪れる外国人数の拡大を図っています。
その他、ジリット・イッサラーングーン・ナ・アユタヤー理事長は、2018年は「Thailand Extra Exhibition」「Convene in Paradise」キャンペーンを行い、タイでの国際会議や国際展示会を開催する外国人に特典が与えられると付け加えました。
夜には、TCEBが主催するレセプションが行われ、大使はタイの代表として両国の事業者をお迎えしました。タイにとって日本は重要な市場であり、タイのMICE産業は拡大を続けています。2016年-2017年にかけてMICE関連での日本人渡航者は5.43%の増加をしました。今後の日本からのMICE市場は5%の拡大が見込まれ、タイ人に160億円の収入をもたらすと期待されています。