活動


和歌山県知事が大使を表敬訪問

01/08/2019

2019年8月1日、バンサーン・ブンナーク大使は、仁坂吉伸和歌山県知事の表敬訪問を受け、大使公邸で外交官との夕食会を行いました。知事は、5月のタイ王国視察でソムキット・チャテゥシピタック副首相と面会し昼食会に出席したこと、また、5月28日に行われた「タイフェックス」では、和歌山県の中小企業29社が出展し、知事が食品産業におけるバリューチェーンについて講演したことなどを報告しました。大使からは、大使公邸のかつての所有者濱口氏も和歌山県の出身であることからタイ王国と和歌山県の関係が長く続いていることを述べました。また、和歌山県の発展のために様々な分野について具体的な政策を示して来た知事の功績により信頼が高まり4期の当選をされたこと、和歌山県の潜在能力のある中小企業を東部経済回廊(EEC)特区への投資促進を行ってきた業績について称えました。更に、和歌山県はタイ王国と(1)タイ王国政府観光庁との観光促進関わる趣意書の締結 (2)タイ王国工業省との産業分野で協力するための覚書 (3)タイ国政府商務省国際貿易振興局との覚書 の3つの締結をしました。今後も和歌山県がこれらの締結を最大限に活用していくことを期待しています。
 知事からは、現在、和歌山県の株式会社島精機製作所は世界の繊維企業10社のなかで1位となっていること、タイ支社を開設したが、製品の一部は和歌山県の工場でしか生産できないこと、まだ海外投資の環境が整えられていない中小企業も将来的には海外進出ができることを期待していること、また、和歌山県は、作付面積はそれほどないのですが、果実専門農家により梨が全国で1位の生産量となっており、和歌山県が先進的な果実生産においてタイの農業分野と交流する準備ができていると述べられました。



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