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日本の復興大臣が大使と懇談

28/11/2019

2019年11月28日、シントン・ラーピセートパン大使は、田中和徳復興大臣の訪問を受け、タイ大使館で懇談しました。

2011年3月11日から8年8ヶ月を数えます。福島県が地震、津波、その後の原発事故によって被災してから、タイ政府が福島の復興に協力をしてきたことに対して、大臣は感謝の気持ちを伝えました。2019年は、現時点で日本を訪れたタイ人は113万人を数え、来年2020年には東京オリンピックも開催されます。大臣はタイ人が東北地方、特に復興に力を入れている福島県に訪問して欲しいと話しました。福島県は農業と漁業が盛んな地域であり、福島県産食品の安全性について理解を求めると共に、多くの国が輸入規制の撤回をしている状況を説明しました。

大使は、震災時にちょうど日本に赴任していた経験について話しました。当時、タイ国民は日本の状況を大変心配し、タイ大使館を通して募金や救援物資を送りました。また同年、タイが洪水被害に遭った際、日本政府と日本人から多大な支援をしました。両国は真の友人です。ヒラメやカレイ、桃の輸入や、Café Amazonの開店など、タイは福島県の経済復興支援を促進してきました。また2019年10月29日には、タイ国際航空がバンコクー仙台直行便を就航し、タイと福島の関係はさらに強化されることになります。



Tags:   復興大臣

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